2012年10月23日
ふれあい史跡めぐりに参加しませんか?
久しぶりの更新となってしまいました
今回は、ふれあい史跡めぐりのご案内です。
爽やかな秋空の元、ウォーキングしながら身近な歴史に触れてみませんか?
今年度第4回目の今回は、西川登町にある史跡を巡ります。
ぜひ、お気軽にご参加ください
◎日 時 11/10(土)8時30分受付開始
◎集合場所 西川登公民館駐車場(クリックすると地図が見れます)
◎参加対象 市内外問わず
◎見学経路 ①江口亀次郎頌徳碑(弓野人形の祖)
②万寿観音堂(黒髪山の大蛇退治のために身を捧げた、
万寿のために建てられたお堂)
③庭木神社(藤原宗顕が故郷の出雲大社の御分霊を
奉祀した神社)
◎費 用 保険料 1人50円(当日徴収)
◎定 員 なし
◎問合せ先 文化・学習課 文化財係 tel:0954-23-5166
mail:bunka@city.takeo.lg.jp
◎申込み締切 11月7日(水)まで
◎その他 当日は動きやすい服装でお願いします。

(写真は庭木神社です。)
どうか晴れますように
くさば@文化財係

今回は、ふれあい史跡めぐりのご案内です。
爽やかな秋空の元、ウォーキングしながら身近な歴史に触れてみませんか?
今年度第4回目の今回は、西川登町にある史跡を巡ります。
ぜひ、お気軽にご参加ください

◎日 時 11/10(土)8時30分受付開始
◎集合場所 西川登公民館駐車場(クリックすると地図が見れます)
◎参加対象 市内外問わず
◎見学経路 ①江口亀次郎頌徳碑(弓野人形の祖)
②万寿観音堂(黒髪山の大蛇退治のために身を捧げた、
万寿のために建てられたお堂)
③庭木神社(藤原宗顕が故郷の出雲大社の御分霊を
奉祀した神社)
◎費 用 保険料 1人50円(当日徴収)
◎定 員 なし
◎問合せ先 文化・学習課 文化財係 tel:0954-23-5166
mail:bunka@city.takeo.lg.jp
◎申込み締切 11月7日(水)まで
◎その他 当日は動きやすい服装でお願いします。
(写真は庭木神社です。)
どうか晴れますように

くさば@文化財係
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2012年09月25日
民俗芸能奉納ツアー♪
今年の秋分の日は116年ぶりに9月22日だったということで、2日間にわたって市内の各地域で浮立や荒踊などの民俗芸能が奉納されました。
今年は初めて市内の民俗芸能を多くの方に見ていただこうと『民俗芸能奉納ツアー』を企画し、2日間にわたって市内外(遠くは福岡県から)の多くのお客様に武雄の伝統芸能を堪能していただきました
今回は、奉納ツアーで巡った地域の伝統芸能をご紹介します。
9月22日(土) ①立野川内浮立(写真:虎浮立)②鳥海浮立(荒踊)③船の原のかんこ踊④三間坂の荒踊
①虎浮立は、近松門左衛門の国性翁合戦を題材にしたものです。

②鳥海地区の荒踊は、女性が踊り手として奉納される市内でも珍しいものです。

③かんこ踊は県の重要無形民俗文化財に指定されており、一説には荒踊の祖形となった踊りといわれています。

④三間坂の荒踊は、市の重要無形民俗文化財に指定されており、国指定の武雄の荒踊と共通するところが多いですが、三間坂地区ならではの所作もあり、それぞれの地域によって荒踊が伝えられたのを物語っています。

9月23日(日) ①中野の荒踊②宮野浮立③高瀬の荒踊④宇土手の荒踊
①中野の荒踊は、国指定重要文化財に指定されている『武雄の荒踊』の一つで、磐井八幡神社にて奉納されます。

②宮野浮立のなかの一つ、蛇浮立は源為朝の黒髪山の大蛇退治伝説を浮立にしたもので、地元の伝説を浮立に取り入れた唯一の演目です。

③高瀬の荒踊は、『武雄の荒踊』の一つで、明治中ごろに同じく武雄の荒踊である宇土手の荒踊から伝承されたといわれ、松尾神社に奉納されています。

④宇土手の荒踊も『武雄の荒踊』の一つで、正一位神社に奉納されます。大人による奉納は2年に1回のため、今年は奉納されませんでしたが、将来の宇土手の荒踊の担い手となる子供たちによる荒踊が奉納されました。

今回、初めてツアーを実施しましたが、予想より多くのお客様に参加していただきありがとうございました。
また、各地区で奉納に携わられた皆様、ツアーにご協力いただいた地区の皆様、本当にお疲れ様でした。
武雄では10月の流鏑馬(23日武雄神社・29日黒髪神社)や志久七囃子浮立(北方町:稲主神社)をはじめ他にも各地域でいろんな伝統行事が行われますので、ぜひご覧ください。
また、秋の伝統芸能の締めくくりとして11月17日(土)には第2回武雄市伝統芸能まつり(会場:武雄市役所前中央公園12:00開演予定)を開催します。
まだまだ武雄の伝統芸能に触れていただくことができますので、皆様ぜひこの秋は武雄市へお越しください
くさば@文化財係
今年は初めて市内の民俗芸能を多くの方に見ていただこうと『民俗芸能奉納ツアー』を企画し、2日間にわたって市内外(遠くは福岡県から)の多くのお客様に武雄の伝統芸能を堪能していただきました

今回は、奉納ツアーで巡った地域の伝統芸能をご紹介します。
9月22日(土) ①立野川内浮立(写真:虎浮立)②鳥海浮立(荒踊)③船の原のかんこ踊④三間坂の荒踊
①虎浮立は、近松門左衛門の国性翁合戦を題材にしたものです。

②鳥海地区の荒踊は、女性が踊り手として奉納される市内でも珍しいものです。

③かんこ踊は県の重要無形民俗文化財に指定されており、一説には荒踊の祖形となった踊りといわれています。

④三間坂の荒踊は、市の重要無形民俗文化財に指定されており、国指定の武雄の荒踊と共通するところが多いですが、三間坂地区ならではの所作もあり、それぞれの地域によって荒踊が伝えられたのを物語っています。

9月23日(日) ①中野の荒踊②宮野浮立③高瀬の荒踊④宇土手の荒踊
①中野の荒踊は、国指定重要文化財に指定されている『武雄の荒踊』の一つで、磐井八幡神社にて奉納されます。

②宮野浮立のなかの一つ、蛇浮立は源為朝の黒髪山の大蛇退治伝説を浮立にしたもので、地元の伝説を浮立に取り入れた唯一の演目です。

③高瀬の荒踊は、『武雄の荒踊』の一つで、明治中ごろに同じく武雄の荒踊である宇土手の荒踊から伝承されたといわれ、松尾神社に奉納されています。

④宇土手の荒踊も『武雄の荒踊』の一つで、正一位神社に奉納されます。大人による奉納は2年に1回のため、今年は奉納されませんでしたが、将来の宇土手の荒踊の担い手となる子供たちによる荒踊が奉納されました。

今回、初めてツアーを実施しましたが、予想より多くのお客様に参加していただきありがとうございました。
また、各地区で奉納に携わられた皆様、ツアーにご協力いただいた地区の皆様、本当にお疲れ様でした。
武雄では10月の流鏑馬(23日武雄神社・29日黒髪神社)や志久七囃子浮立(北方町:稲主神社)をはじめ他にも各地域でいろんな伝統行事が行われますので、ぜひご覧ください。
また、秋の伝統芸能の締めくくりとして11月17日(土)には第2回武雄市伝統芸能まつり(会場:武雄市役所前中央公園12:00開演予定)を開催します。
まだまだ武雄の伝統芸能に触れていただくことができますので、皆様ぜひこの秋は武雄市へお越しください

くさば@文化財係
2012年09月19日
ふれあい史跡めぐりに参加してみませんか?
武雄市内にはおつぼ山神籠石や窯跡などなど多くの歴史的価値の高い文化財が存在しています。また、普段何気ない所にある文化財も皆さんの周りにはたくさんあります。

(写真はおつぼ山神籠石の見どころの一つ、列石と呼ばれる、切石がずらりと並べられているところです。)
皆さんの周りにある身近な文化財を巡りふれあうことことにより史跡への理解を深めていただこうと今年度第3回目の「ふれあい史跡めぐり」を開催します。
お気軽に参加してみませんか?
皆様のご参加を楽しみお待ちしております
◎日時
9/29(土)9:00~12:00(※8:30受付開始)
◎集合場所
>白岩運動公園駐車場
◎参加対象
市内外問わず。
◎見学経路
玉島古墳 → おつぼ山神籠石 → 生見川石井樋
(すいません、生見川石井樋についてはリンク先がありません。現地で解説させてください
)
※バスで移動します。
◎費用
保険料1人につき50円(当日徴収)
◎定員
50名(まだ余裕ありますよ!!)
◎締め切り
9/26(水)まで
◎問合先
武雄市教育委員会 文化・学習課 文化財係
TEL(0954)23-5166
FAX(0954)23-5167
MAIL bunka@city.takeo.lg.jp
bunka@city.takeo.lg.jp
◎その他
・動きやすい服装でお願いします。とくにおつぼ山神籠石は途中足元が危ないところもありますので、運動靴でお願いします。
・飲み物等は各自でご用意ください。
くさば@文化財係

(写真はおつぼ山神籠石の見どころの一つ、列石と呼ばれる、切石がずらりと並べられているところです。)
皆さんの周りにある身近な文化財を巡りふれあうことことにより史跡への理解を深めていただこうと今年度第3回目の「ふれあい史跡めぐり」を開催します。
お気軽に参加してみませんか?
皆様のご参加を楽しみお待ちしております

◎日時
9/29(土)9:00~12:00(※8:30受付開始)
◎集合場所
>白岩運動公園駐車場
◎参加対象
市内外問わず。
◎見学経路
玉島古墳 → おつぼ山神籠石 → 生見川石井樋
(すいません、生見川石井樋についてはリンク先がありません。現地で解説させてください

※バスで移動します。
◎費用
保険料1人につき50円(当日徴収)
◎定員
50名(まだ余裕ありますよ!!)
◎締め切り
9/26(水)まで
◎問合先
武雄市教育委員会 文化・学習課 文化財係
TEL(0954)23-5166
FAX(0954)23-5167
MAIL bunka@city.takeo.lg.jp
bunka@city.takeo.lg.jp
◎その他
・動きやすい服装でお願いします。とくにおつぼ山神籠石は途中足元が危ないところもありますので、運動靴でお願いします。
・飲み物等は各自でご用意ください。
くさば@文化財係
2012年09月15日
「甘久の女相撲甚句」の披露中止について
先日、「秋の民俗芸能の奉納一覧」でご紹介した9月16日(日)の「甘久の女相撲甚句」についてのお知らせです。
(「武雄の浮立・荒踊りの奉納日程について」http://tck.sagafan.jp/e541584.html )
この芸能は甘久区の運動会の時に披露されるのですが、台風のため、運動会自体が中止になったとの情報が入りました。
残念ですが、甚句の披露も中止になったことをお伝えいたします。
(「武雄の浮立・荒踊りの奉納日程について」http://tck.sagafan.jp/e541584.html )
この芸能は甘久区の運動会の時に披露されるのですが、台風のため、運動会自体が中止になったとの情報が入りました。
残念ですが、甚句の披露も中止になったことをお伝えいたします。
2012年09月12日
武雄の浮立・荒踊の奉納日程について
秋は武雄の荒踊・浮立の奉納シーズンです。
武雄市伝統芸能保存連絡協議会に加盟の団体の奉納予定をお伝えしますので、是非地域の神社等に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。あなたの知らない「武雄」に出会えます。

※特に今年は秋分の日が土曜日のため、いつもは23日に集中している奉納日が、9月22日(土・祝日)と9月23日(日)に分かれていますのでご注意を。
なお武雄では民俗芸能が数多く伝承されており、協議会に加盟していない保存会・地区でも荒踊・浮立が盛んに奉納されています。
例えば山内町は各地区で一斉に半日近くかけて奉納されますし、橘町では「彼岸登」といって、彼岸期間(9月19日~25日)、ほぼ全地区から交代で潮見神社へ浮立を奉納します。
見所満載です。
また武雄市伝統芸能保存連絡協議会では9月22日・23日に「民俗芸能奉納見学ツアー」も企画されています。神社の場所がわからない方、一人ではちょっとという方は、参加されてはいかがでしょうか。
「武雄の浮立・荒踊を見に来ませんか?」http://tck.sagafan.jp/e540944.html
武雄市伝統芸能保存連絡協議会に加盟の団体の奉納予定をお伝えしますので、是非地域の神社等に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。あなたの知らない「武雄」に出会えます。

※特に今年は秋分の日が土曜日のため、いつもは23日に集中している奉納日が、9月22日(土・祝日)と9月23日(日)に分かれていますのでご注意を。
なお武雄では民俗芸能が数多く伝承されており、協議会に加盟していない保存会・地区でも荒踊・浮立が盛んに奉納されています。
例えば山内町は各地区で一斉に半日近くかけて奉納されますし、橘町では「彼岸登」といって、彼岸期間(9月19日~25日)、ほぼ全地区から交代で潮見神社へ浮立を奉納します。
見所満載です。
また武雄市伝統芸能保存連絡協議会では9月22日・23日に「民俗芸能奉納見学ツアー」も企画されています。神社の場所がわからない方、一人ではちょっとという方は、参加されてはいかがでしょうか。
「武雄の浮立・荒踊を見に来ませんか?」http://tck.sagafan.jp/e540944.html
2012年09月10日
武雄の浮立・荒踊を見に来ませんか?
毎年、9月23日を中心に武雄市内の各所において地域に伝わる浮立や荒踊が奉納されます。
今年は武雄市ではそれら民俗芸能を通じて地域の歴史と伝統に触れてもらおうと、初めて民俗芸能奉納見学ツアーを実施します。市内外問わず参加できますので、皆様のお申込みをお待ちしております
◎日時とコース
・9月22日(土・祝)
12時30分から18時 ※12時受付開始(武雄市役所正面玄関集合)
山内町内(三間坂・立野川内・船の原・鳥海地区)の神社に奉納される荒
踊・浮立(定員50人)
・9月23日(日)
9時から17時 ※8時40分受付開始(武雄市役所正面玄関集合)
朝日(中野地区)・西川登(高瀬地区)・東川登(宇土手地区)・山内町内(宮野地区)の神社に奉納される荒踊・浮立
(定員40名)
※1奉納時間帯が重なるため、ご覧いただくことができない演目もあります。
※2コースが変更になる場合もありますので、ご了承ください。
◎参加費 50円(保険料)
◎申込締切 平成24年9月14日(金)
◎お問合せ 武雄市伝統芸能保存連絡協議会事務局(文化・学習課)
TEL (0954)23-5166
FAX (0954)23-5167
MAIL bunka@city.takeo.lg.jp
画像をクリックすると大きくなります
⇓

くさば@文化財係
今年は武雄市ではそれら民俗芸能を通じて地域の歴史と伝統に触れてもらおうと、初めて民俗芸能奉納見学ツアーを実施します。市内外問わず参加できますので、皆様のお申込みをお待ちしております

◎日時とコース
・9月22日(土・祝)
12時30分から18時 ※12時受付開始(武雄市役所正面玄関集合)
山内町内(三間坂・立野川内・船の原・鳥海地区)の神社に奉納される荒
踊・浮立(定員50人)
・9月23日(日)
9時から17時 ※8時40分受付開始(武雄市役所正面玄関集合)
朝日(中野地区)・西川登(高瀬地区)・東川登(宇土手地区)・山内町内(宮野地区)の神社に奉納される荒踊・浮立
(定員40名)
※1奉納時間帯が重なるため、ご覧いただくことができない演目もあります。
※2コースが変更になる場合もありますので、ご了承ください。
◎参加費 50円(保険料)
◎申込締切 平成24年9月14日(金)
◎お問合せ 武雄市伝統芸能保存連絡協議会事務局(文化・学習課)
TEL (0954)23-5166
FAX (0954)23-5167
MAIL bunka@city.takeo.lg.jp
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くさば@文化財係
2012年05月21日
「地域の伝統文化」助成金目録贈呈式がありました
このたび財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団から、武雄市山内町の「鳥海浮立保存会」が、衣装・用具を新調するための37万円の助成を受けることが決まりました。その目録の贈呈式が、5月21日 10時から明治安田生命 佐賀支社(佐賀市)であり、保存会から下平寅義会長と竹村工幹事が出席され、支社長から目録の贈呈を受けられました。

文化財団による助成制度は今年で22年目を迎え、今回は194件の応募の中から54件、2,307万円の助成が決定されました。
鳥海浮立保存会では毎年、鳥海天満宮で奉納する夏の祇園(7月24日)と秋の彼岸籠(9月23日)以外にも、地域各所で奉納を行っており、今年もその奉納に向けて準備しているとのことです。会長の下平氏は「このあたたかい助成を機に、今後一層の鳥海浮立の振興・継承につなげていきたい。」と決意を述べられました。
松瀬@文化財係

文化財団による助成制度は今年で22年目を迎え、今回は194件の応募の中から54件、2,307万円の助成が決定されました。
鳥海浮立保存会では毎年、鳥海天満宮で奉納する夏の祇園(7月24日)と秋の彼岸籠(9月23日)以外にも、地域各所で奉納を行っており、今年もその奉納に向けて準備しているとのことです。会長の下平氏は「このあたたかい助成を機に、今後一層の鳥海浮立の振興・継承につなげていきたい。」と決意を述べられました。
松瀬@文化財係
2012年05月14日
ふれあい史跡めぐり
5月12日(土)に今年度第1回目のふれあい史跡めぐりを開催しました
当日は五月晴れと呼ぶにふさわしい気候の中、たけおスポーツクラブと合同で武雄市若木町にある史跡をウォーキングしてきました
まずは、伏尸神社(ふししじんじゃ)からです。こちらは武内宿禰(たけうちのすくね)を救おうとした壱岐直真根子(いきのあたいまねこ)が祀られている神社です。(場所はこちらです。)

次は、大師山です。こちらは修験者たちの修行の場として崇められ、江戸時代から今日まで多くの人に信仰されている山です。

ちなみに、太子堂のそばには昭和34年皇太子殿下(昭和天皇)御成婚記念碑が建てられています。

続いて、松尾静磨先生像です。松尾静磨は日本航空株式会社を設立するなど、空に生きる信念を燃やし続け、日本航空界の重鎮として活躍しました。

さらに、秀岩寺(しゅうがんじ)にも行ってきました。

こちらは日鼓(ひづつみ)城主渋江氏を支えた馬渡俊明(もうたいとしあきら)で号は秀岩と呼ばれた武将の菩提を弔ったお寺です。このお寺には俊明とその夫人を供養した石造宝篋印塔(せきぞうほうきょいんとう)があり、市の重要文化財に指定されています。

最後は、川古の大楠公園にある国の天然記念物に指定されている川古のクスです。こちらは推定樹齢3千年以上、高さ25m・根回り21m・枝張り27mあり、武雄を代表するシンボルのひとつです。

この日はスケッチをされている方々もたくさんいらっしゃいました。

次回は7月7日(土)に伊能忠敬が肥前国測量を行ってから200年を記念して、伊能忠敬が歩いた唐津往還の道をたどるということで開催します。
ぜひぜひ皆さんの参加をお待ちしています
くさば@文化財係

当日は五月晴れと呼ぶにふさわしい気候の中、たけおスポーツクラブと合同で武雄市若木町にある史跡をウォーキングしてきました

まずは、伏尸神社(ふししじんじゃ)からです。こちらは武内宿禰(たけうちのすくね)を救おうとした壱岐直真根子(いきのあたいまねこ)が祀られている神社です。(場所はこちらです。)

次は、大師山です。こちらは修験者たちの修行の場として崇められ、江戸時代から今日まで多くの人に信仰されている山です。

ちなみに、太子堂のそばには昭和34年皇太子殿下(昭和天皇)御成婚記念碑が建てられています。

続いて、松尾静磨先生像です。松尾静磨は日本航空株式会社を設立するなど、空に生きる信念を燃やし続け、日本航空界の重鎮として活躍しました。

さらに、秀岩寺(しゅうがんじ)にも行ってきました。

こちらは日鼓(ひづつみ)城主渋江氏を支えた馬渡俊明(もうたいとしあきら)で号は秀岩と呼ばれた武将の菩提を弔ったお寺です。このお寺には俊明とその夫人を供養した石造宝篋印塔(せきぞうほうきょいんとう)があり、市の重要文化財に指定されています。

最後は、川古の大楠公園にある国の天然記念物に指定されている川古のクスです。こちらは推定樹齢3千年以上、高さ25m・根回り21m・枝張り27mあり、武雄を代表するシンボルのひとつです。

この日はスケッチをされている方々もたくさんいらっしゃいました。

次回は7月7日(土)に伊能忠敬が肥前国測量を行ってから200年を記念して、伊能忠敬が歩いた唐津往還の道をたどるということで開催します。
ぜひぜひ皆さんの参加をお待ちしています

くさば@文化財係
2012年04月25日
出前授業してきました!
久しぶりに文化財係からの投稿となりました。
今年度から小中学生を対象に武雄市内で出土した発掘品の実物を見たり触ったりしてもらいながら、歴史を学んでもらおうということで資料の貸出しを始めました。
今回、東川登小学校6年生の歴史の授業に、資料の貸出し+なんと先生として授業をお願いしたいという依頼がありましたので行ってきました。
いやー、緊張しました

教室に入るなりいきなり黒板に『縄文弥生時代に学ぶ 市教育委員会 草場先生』とでかでかと紹介していたきました。

その後は、教科書や資料集を交え、実際に出土品を見たり触ったりしてもらいながら、お話をさせていただきました。




子供たちも興味津々でした
どうやって作ったんですか?などなど色んな子供たちならではの質問も飛び交いました。
最後は、子供たちみんなそれぞれ出土品をもって記念写真を撮りました。

自分としてはうまくお話しできたかわかりませんが、子供たちの思い出に残ってくれればいいなと思います
くさば@文化財係
今年度から小中学生を対象に武雄市内で出土した発掘品の実物を見たり触ったりしてもらいながら、歴史を学んでもらおうということで資料の貸出しを始めました。
今回、東川登小学校6年生の歴史の授業に、資料の貸出し+なんと先生として授業をお願いしたいという依頼がありましたので行ってきました。
いやー、緊張しました


教室に入るなりいきなり黒板に『縄文弥生時代に学ぶ 市教育委員会 草場先生』とでかでかと紹介していたきました。

その後は、教科書や資料集を交え、実際に出土品を見たり触ったりしてもらいながら、お話をさせていただきました。




子供たちも興味津々でした

どうやって作ったんですか?などなど色んな子供たちならではの質問も飛び交いました。
最後は、子供たちみんなそれぞれ出土品をもって記念写真を撮りました。

自分としてはうまくお話しできたかわかりませんが、子供たちの思い出に残ってくれればいいなと思います

くさば@文化財係
2012年01月26日
文化財火災防御訓練を実施しました。
昭和24年1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損したことを受け、毎年この日を「文化財防火デー」として定められています。
毎年、この日を中心として全国各地で文化財を火災や震災その他の災害から守るための文化財防火運動が行われています。
武雄市でも毎年1月26日に国重要文化財の武雄温泉楼門を中心に文化財火災防御訓練を実施しています。
訓練当日の今日は、昨日までの雪模様の天候を忘れてしまうような青空の下、武雄消防署や武雄市消防団、武雄温泉(株)様をはじめ多くの皆様のご協力を得て、訓練を実施することができましたので、訓練の様子を紹介します。
訓練は武雄温泉楼門亭から出火し、国重要文化財の武雄温泉楼門に延焼の恐れがあるとの想定で行われました。
この訓練の最大の注目は武雄消防署のはしご車による温泉楼門への放水で、今年も予定通り放水することができました。

さらに、楼門の裏側では消防団による放水も行われていました。

遠くから見た様子です。今年も地元の市民の皆さんや幼稚園・保育園からも見学に来られていました。機敏に訓練されている消防士や消防団員の姿に子供たちからは大きな歓声が上がっていました

訓練終了後、川口消防団長による訓示で「かけがえのない宝である文化財を火災から守ることはとても重要です。しかしながら、人命もまたかけがえのない宝です。非常時には自分の命を一番に考えて行動してください」と述べられました。
今年も無事に訓練を終えることができ、ご協力いただいた武雄消防署や消防団の皆様、誠にありがとうございました。また、武雄温泉(株)様や地元住民の皆様もご協力いただきありがとうございました。

最後に、写真は撮り損ねましたが子供たちが帰っていく途中、消防士の皆さんと一人ずつハイタッチしている無邪気な姿に感動しました
また来年もいい訓練ができればいいなと思います。
毎年、この日を中心として全国各地で文化財を火災や震災その他の災害から守るための文化財防火運動が行われています。
武雄市でも毎年1月26日に国重要文化財の武雄温泉楼門を中心に文化財火災防御訓練を実施しています。
訓練当日の今日は、昨日までの雪模様の天候を忘れてしまうような青空の下、武雄消防署や武雄市消防団、武雄温泉(株)様をはじめ多くの皆様のご協力を得て、訓練を実施することができましたので、訓練の様子を紹介します。
訓練は武雄温泉楼門亭から出火し、国重要文化財の武雄温泉楼門に延焼の恐れがあるとの想定で行われました。
この訓練の最大の注目は武雄消防署のはしご車による温泉楼門への放水で、今年も予定通り放水することができました。

さらに、楼門の裏側では消防団による放水も行われていました。

遠くから見た様子です。今年も地元の市民の皆さんや幼稚園・保育園からも見学に来られていました。機敏に訓練されている消防士や消防団員の姿に子供たちからは大きな歓声が上がっていました


訓練終了後、川口消防団長による訓示で「かけがえのない宝である文化財を火災から守ることはとても重要です。しかしながら、人命もまたかけがえのない宝です。非常時には自分の命を一番に考えて行動してください」と述べられました。
今年も無事に訓練を終えることができ、ご協力いただいた武雄消防署や消防団の皆様、誠にありがとうございました。また、武雄温泉(株)様や地元住民の皆様もご協力いただきありがとうございました。

最後に、写真は撮り損ねましたが子供たちが帰っていく途中、消防士の皆さんと一人ずつハイタッチしている無邪気な姿に感動しました

また来年もいい訓練ができればいいなと思います。
2011年12月06日
第1回武雄市伝統芸能まつり開催しました!!
12月3日(土)に第1回武雄市伝統芸能まつりを開催しました
当日は開演直前まで小雨がぱらつく天候の中、中野の荒踊を皮切りに6団体がそれぞれの演目を披露されましたので、順番にご紹介します










当日はがばい武雄の物産まつりも同時に開催されていましたので、多くのお客様に伝統芸能の雰囲気を味わっていただくことができました。
開催するにあたりご出演いただいた皆様並びにご協力していただいた皆様、誠にありがとうございました
武雄市伝統芸能まつりは来年も開催する予定ですので、第2回武雄市伝統芸能まつりの開催を楽しみにお待ちください

くさば@文化財係

当日は開演直前まで小雨がぱらつく天候の中、中野の荒踊を皮切りに6団体がそれぞれの演目を披露されましたので、順番にご紹介します

中野荒踊保存会(演目:荒踊)

大日皮浮立保存会(演目:皮浮立)

高瀬荒踊保存会(演目:シャギ、綾踊)


鳥海浮立保存会(演目:シャギ、恵比寿)


船の原浮立保存会(演目:鬼浮立、シャギ)


真手野舞浮立保存会(演目:銭太鼓、詰江戸)


当日はがばい武雄の物産まつりも同時に開催されていましたので、多くのお客様に伝統芸能の雰囲気を味わっていただくことができました。
開催するにあたりご出演いただいた皆様並びにご協力していただいた皆様、誠にありがとうございました

武雄市伝統芸能まつりは来年も開催する予定ですので、第2回武雄市伝統芸能まつりの開催を楽しみにお待ちください


くさば@文化財係
2011年11月25日
第1回武雄市伝統芸能祭を開催します!!
第1回武雄市伝統芸能まつりを開催します
詳細は下記のとおりです。ぜひ、武雄の伝統芸能の妙をご覧ください。
また、同時に『第6回 がばい武雄の物産まつり』や『第11回全日本美味暮まんじゅう選手権』も開催されますのでこちらもご堪能ください
日 時 平成23年12月3日(土)12:00開演
会 場 がばい武雄の物産まつりイベント会場(武雄市役所前中央公園)
※雨天の場合は白岩体育館
入 場 料 無料
出演団体 ①中野荒踊保存会(荒踊)12:10
②大日皮浮立保存会(皮浮立)12:45
③高瀬荒踊保存会(綾踊)13:10
④鳥海浮立保存会(恵比寿)13:40
⑤船の原浮立保存会(鬼浮立)14:10
⑥真手野舞浮立保存会(銭太鼓・詰太鼓)14:35
()内は出演演目です。
くさば@文化財係

詳細は下記のとおりです。ぜひ、武雄の伝統芸能の妙をご覧ください。
また、同時に『第6回 がばい武雄の物産まつり』や『第11回全日本美味暮まんじゅう選手権』も開催されますのでこちらもご堪能ください

日 時 平成23年12月3日(土)12:00開演
会 場 がばい武雄の物産まつりイベント会場(武雄市役所前中央公園)
※雨天の場合は白岩体育館
入 場 料 無料
出演団体 ①中野荒踊保存会(荒踊)12:10
②大日皮浮立保存会(皮浮立)12:45
③高瀬荒踊保存会(綾踊)13:10
④鳥海浮立保存会(恵比寿)13:40
⑤船の原浮立保存会(鬼浮立)14:10
⑥真手野舞浮立保存会(銭太鼓・詰太鼓)14:35
()内は出演演目です。

くさば@文化財係
2011年09月26日
伝統芸能が奉納されました。
9月23日(金)秋分の日に市内のあちこちで荒踊や浮立が奉納されました
文化財係で写真を撮ってきましたので、撮れた分だけですが紹介します。
まず、荒踊を奉納された3地区です。



続いて舞浮立です。

残念ながら荒踊の写真は撮れませんでしたが、他の演目も奉納されていました。
山内町の4地区での奉納の様子です。

こちらは面浮立です。写真は子供たちによる奉納の様子です。

山内町の鳥海地区では一本綾も奉納されていました。

天候にも恵まれ、どの地区でも賑わっていました
他にも市内のあちこちで浮立や荒踊が奉納されていましたが、ご紹介できずに申し訳ございません
まだまだ流鏑馬など秋の伝統芸能が奉納されますので、皆さんお楽しみに
くさば@文化財係

文化財係で写真を撮ってきましたので、撮れた分だけですが紹介します。
まず、荒踊を奉納された3地区です。
中野の荒踊

高瀬の荒踊

三間坂の荒踊

続いて舞浮立です。
東川登町宇土手地区

残念ながら荒踊の写真は撮れませんでしたが、他の演目も奉納されていました。
山内町の4地区での奉納の様子です。
宮野地区

立野川内地区

船の原地区

犬走地区

こちらは面浮立です。写真は子供たちによる奉納の様子です。
袴野面浮立

山内町の鳥海地区では一本綾も奉納されていました。

天候にも恵まれ、どの地区でも賑わっていました

他にも市内のあちこちで浮立や荒踊が奉納されていましたが、ご紹介できずに申し訳ございません

まだまだ流鏑馬など秋の伝統芸能が奉納されますので、皆さんお楽しみに

くさば@文化財係
2011年09月20日
伝統芸能の季節です③
秋の彼岸ごもりシリーズ第3弾として、今回は舞浮立を紹介します。
舞浮立とは、笛・鉦・モリャーシ(締太鼓)の伴奏に合わせて、舞いながら中央に置かれた大太鼓を打つもので、大太鼓中心の浮立です。
舞浮立は踊浮立とも呼ばれ、佐賀県西部を中心に分布しています。武雄市内では旧武雄領内が主で、山内浮立とも呼ばれています。
ここでいう山内とは旧武雄領山内代官によって治められていた地域のことで、現在の山内町犬走・踊瀬・永尾・鳥海・三間坂・船の原・立野川内・宮野・大野・下黒髪・今山と武内町東梅野・西梅野・真手野・柚木原・多々良のことをいいます。
踊りは「御神」や「三番曳」、「江戸」、「銭太鼓」など多種多様な演目があり、全部で33演目あるといわれ、宮野では44演目あるといわれています。宮野や船の原には浮立巻物が残されており、これらの演目の踊りの所作や衣装のことなどが記されています。現在では山内の各地区ではそれぞれ特色ある浮立が奉納され、宮野地区の「蛇浮立」、立野川内地区の「虎浮立」、犬走地区の「猪浮立」などがあります。





現在も山内町の全11地区や武内町の真手野地区を中心に奉納されています。
特に真手野の舞浮立は佐賀県重要無形民俗文化財に指定されています。真手野の舞浮立については、6年に1度行われる武内町の招魂祭とあわせて武内神社で4月の初めに奉納されます。
前回は平成22年に奉納されましたので、次回は平成28年に奉納されます。また、地区内にある6つの地区の夏祭りで毎年奉納されています。
山内町では毎年9月23日の彼岸ごもりにあわせて各地区の氏神社で奉納されます。
奉納日時 9月23日(金) ※時間は予定です。
大野地区 10:00 大野天満宮
今山地区 10:30 今山地区農村公園
宮野地区 11:00 黒髪神社
三間坂地区 12:00 鎮守大神社
船の原地区 12:00 船の原鎮守神社
立野川内地区 12:30 立野川内八幡神社
犬走地区 13:00 犬走天満宮
鳥海地区 13:00 鳥海天満宮
下黒髪地区 13:30 下黒髪地区農村公園
踊瀬地区 14:00 踊瀬天満宮
永尾地区 15:00 永尾権現社
以上、荒踊・面浮立・舞浮立と9月23日に奉納される伝統芸能を紹介してきました。出演される皆さんは、一生懸命奉納に向けて練習に励んでおられます。
昨年は雨が降ったために公民館などで奉納された地区が多かったですが、今年は晴れてほしいですね
ぜひ、皆さんも色んな伝統芸能を間近で見てみてください
今後も流鏑馬や志久七囃子浮立についてご紹介していきます。
くさば@文化財係
舞浮立とは、笛・鉦・モリャーシ(締太鼓)の伴奏に合わせて、舞いながら中央に置かれた大太鼓を打つもので、大太鼓中心の浮立です。
舞浮立は踊浮立とも呼ばれ、佐賀県西部を中心に分布しています。武雄市内では旧武雄領内が主で、山内浮立とも呼ばれています。
ここでいう山内とは旧武雄領山内代官によって治められていた地域のことで、現在の山内町犬走・踊瀬・永尾・鳥海・三間坂・船の原・立野川内・宮野・大野・下黒髪・今山と武内町東梅野・西梅野・真手野・柚木原・多々良のことをいいます。
踊りは「御神」や「三番曳」、「江戸」、「銭太鼓」など多種多様な演目があり、全部で33演目あるといわれ、宮野では44演目あるといわれています。宮野や船の原には浮立巻物が残されており、これらの演目の踊りの所作や衣装のことなどが記されています。現在では山内の各地区ではそれぞれ特色ある浮立が奉納され、宮野地区の「蛇浮立」、立野川内地区の「虎浮立」、犬走地区の「猪浮立」などがあります。
御神(真手野舞浮立)

江戸(真手野舞浮立)

蛇浮立(宮野浮立)

猪浮立(犬走浮立)

虎浮立(立野川内)

現在も山内町の全11地区や武内町の真手野地区を中心に奉納されています。
特に真手野の舞浮立は佐賀県重要無形民俗文化財に指定されています。真手野の舞浮立については、6年に1度行われる武内町の招魂祭とあわせて武内神社で4月の初めに奉納されます。
前回は平成22年に奉納されましたので、次回は平成28年に奉納されます。また、地区内にある6つの地区の夏祭りで毎年奉納されています。
山内町では毎年9月23日の彼岸ごもりにあわせて各地区の氏神社で奉納されます。
奉納日時 9月23日(金) ※時間は予定です。
大野地区 10:00 大野天満宮
今山地区 10:30 今山地区農村公園
宮野地区 11:00 黒髪神社
三間坂地区 12:00 鎮守大神社
船の原地区 12:00 船の原鎮守神社
立野川内地区 12:30 立野川内八幡神社
犬走地区 13:00 犬走天満宮
鳥海地区 13:00 鳥海天満宮
下黒髪地区 13:30 下黒髪地区農村公園
踊瀬地区 14:00 踊瀬天満宮
永尾地区 15:00 永尾権現社
以上、荒踊・面浮立・舞浮立と9月23日に奉納される伝統芸能を紹介してきました。出演される皆さんは、一生懸命奉納に向けて練習に励んでおられます。
昨年は雨が降ったために公民館などで奉納された地区が多かったですが、今年は晴れてほしいですね

ぜひ、皆さんも色んな伝統芸能を間近で見てみてください

今後も流鏑馬や志久七囃子浮立についてご紹介していきます。
くさば@文化財係
2011年09月15日
伝統芸能の季節です②
前回の荒踊に続いて、今回は面浮立を紹介します。
面浮立は、鬼の面をつけて踊ることから名付けられた名前です。起源には色々な説があり、大内氏や大友氏との合戦に由来するというものや豊臣秀吉の朝鮮の役に由来するというものなどがあります。
なかでも戦国時代に大内氏と龍造寺氏との戦に由来するという説が起源としてよく云われています。
この戦いは、中国地方から侵略してきた大内氏を、龍造寺氏が迎え撃った戦いだったのですが、龍造寺氏は軍勢が少なく圧倒的に不利でした。負け戦を覚悟したそのとき、配下であった鍋島平右衛門の一族郎党百騎余りが、シャグマをかぶり奇襲をかけ撃退しました。そのとき踊った戦勝踊りが元になっているという説です。
面浮立は佐賀県を代表する郷土芸能で、佐賀県重要無形民俗文化財に指定されている鹿島市の音成(おとなし)の面浮立や母ヶ浦(ほうがうら)の面浮立が特に有名で、藤津郡、杵島郡、多久、小城そして佐賀の一部にまで広がり、ここ武雄市でも市指定重要無形民俗文化財の袴野面浮立や武雄町の永松面浮立が踊られています。
今回は9月23日に奉納される東川登町の袴野面浮立について紹介します。
袴野面浮立の起源も他の面浮立の起源と同じように云われています。しかし、本来は雨乞いや悪魔を払い、禍から守り、福を招き、五穀豊穣、家内安全を祈念する踊りと考えられます。
袴野面浮立は明治39年に貴船神社社殿の改築落成記念に、嬉野市塩田町から師匠を招いて習得し、毎年秋の彼岸ごもりに氏神神社である貴船神社で奉納されるようになりました。
袴野面浮立の踊りは、集会所から神社まで道行きをしながら境内に入っていきます。境内では「かけうち」と呼ばれる黒い鬼面を踊りてが3列縦隊に並びます。「親面」と呼ばれる赤と青の鬼面をつけた2人の先導役がかけうちの前に立ちます。
かけうちは親面の合図で笛・鉦・大太鼓の伴奏に合わせて腹部につけたモリャーシを打ちながら、踊ります。


現在は2年に1回大人の面浮立が奉納され、子供の面浮立も毎年奉納されています。今年は大人と子供の面浮立の両方が奉納されます。ぜひ、袴野面浮立もご覧ください。
奉納日時 平成23年9月23日(金)15:00より
場 所 貴船神社(東川登町袴野地区)
雨天の場合は、貴船神社内のお堂
次回は山内町の浮立をご紹介したいと思います
くさば@文化財係
面浮立は、鬼の面をつけて踊ることから名付けられた名前です。起源には色々な説があり、大内氏や大友氏との合戦に由来するというものや豊臣秀吉の朝鮮の役に由来するというものなどがあります。
なかでも戦国時代に大内氏と龍造寺氏との戦に由来するという説が起源としてよく云われています。
この戦いは、中国地方から侵略してきた大内氏を、龍造寺氏が迎え撃った戦いだったのですが、龍造寺氏は軍勢が少なく圧倒的に不利でした。負け戦を覚悟したそのとき、配下であった鍋島平右衛門の一族郎党百騎余りが、シャグマをかぶり奇襲をかけ撃退しました。そのとき踊った戦勝踊りが元になっているという説です。
面浮立は佐賀県を代表する郷土芸能で、佐賀県重要無形民俗文化財に指定されている鹿島市の音成(おとなし)の面浮立や母ヶ浦(ほうがうら)の面浮立が特に有名で、藤津郡、杵島郡、多久、小城そして佐賀の一部にまで広がり、ここ武雄市でも市指定重要無形民俗文化財の袴野面浮立や武雄町の永松面浮立が踊られています。
今回は9月23日に奉納される東川登町の袴野面浮立について紹介します。
袴野面浮立の起源も他の面浮立の起源と同じように云われています。しかし、本来は雨乞いや悪魔を払い、禍から守り、福を招き、五穀豊穣、家内安全を祈念する踊りと考えられます。
袴野面浮立は明治39年に貴船神社社殿の改築落成記念に、嬉野市塩田町から師匠を招いて習得し、毎年秋の彼岸ごもりに氏神神社である貴船神社で奉納されるようになりました。
袴野面浮立の踊りは、集会所から神社まで道行きをしながら境内に入っていきます。境内では「かけうち」と呼ばれる黒い鬼面を踊りてが3列縦隊に並びます。「親面」と呼ばれる赤と青の鬼面をつけた2人の先導役がかけうちの前に立ちます。
かけうちは親面の合図で笛・鉦・大太鼓の伴奏に合わせて腹部につけたモリャーシを打ちながら、踊ります。
親 面

かけうち

現在は2年に1回大人の面浮立が奉納され、子供の面浮立も毎年奉納されています。今年は大人と子供の面浮立の両方が奉納されます。ぜひ、袴野面浮立もご覧ください。
奉納日時 平成23年9月23日(金)15:00より
場 所 貴船神社(東川登町袴野地区)
雨天の場合は、貴船神社内のお堂
次回は山内町の浮立をご紹介したいと思います

くさば@文化財係
2011年09月08日
伝統芸能の季節です①
毎年9月23日は彼岸ごもりです。彼岸とは仏教用語で春分または秋分の日を中心として、前後3日間と合わせた7日間のことをいいます。
一方、彼岸ごもりとは仏教とは関係ありません。農耕に携わる人々にとって、春のこもりは農耕に入る前に心身を清め、その年の豊作を祈願します。秋のこもりは稲作に感謝する祭であったと思われます。
彼岸ごもりは集落単位で行われ、寄せ鐘が鳴ると農家の人々は氏神様のお堂に集まって酒座を開く。この日に浮立や荒踊が奉納されます。(武雄市史 下巻参照)
武雄市内には毎年9月23日に彼岸ごもりを行う地区があり、今回は荒踊を奉納される地区をいくつか紹介します。
荒踊の起源は諸説ありますが、一説によると享禄3年(1530)島原の有馬氏が武雄を攻めて住吉城(武雄市山内町)にまで迫ってきた時、第18代武雄領主後藤純明が夜襲によって有馬氏を破りました。その戦勝祝いに足軽たちが即興的に踊ったのが始まりといわれています。
荒踊は、モッショとカキと呼ばれる踊り手と、笛・鉦・モリャーシ(締め太鼓)・大太鼓の囃し方と謡い手から構成されます。
国指定重要無形民俗文化財に「武雄の荒踊」として指定されている中野の荒踊・宇土手の荒踊・高瀬の荒踊をはじめ、市指定重要無形民俗文化財に指定されている三間坂の荒踊など、市内では荒踊を奉納される地区が多数あり、地区によって細かい動作など違います。




また、県指定重要無形民俗文化財に指定されているかんこ踊は荒踊と共通するところが多く、荒踊の祖形といわれています。
このかんこ踊りは山内町の船の原地区で2年に1度、西暦年が偶数年の年に奉納されますので、残念ながら2011年の今年は奉納されません。

最後にですが、今回紹介した荒踊を奉納される4地区の奉納日時は下記のとおりです。
ぜひ、ご覧ください。
日時 平成23年9月23日(金)秋分の日 ※時間は予定です。
中野の荒踊 :10:00より磐井八幡神社(朝日町中野地区)
雨天の場合は中野公民館
宇土手の荒踊:14:30より正一位神社(東川登町宇土手地区)
雨天の場合は川登中学校体育館
高瀬の荒踊 :14:00より松尾神社(西川登町高瀬地区)
雨天の場合は高瀬コミュニティーセンター(松尾神社隣り)
三間坂の荒踊:15:40より鎮守大神社(山内町三間坂地区)
雨天の場合は山内スポーツセンター
くさば@文化財係 ※長文ですいません
一方、彼岸ごもりとは仏教とは関係ありません。農耕に携わる人々にとって、春のこもりは農耕に入る前に心身を清め、その年の豊作を祈願します。秋のこもりは稲作に感謝する祭であったと思われます。
彼岸ごもりは集落単位で行われ、寄せ鐘が鳴ると農家の人々は氏神様のお堂に集まって酒座を開く。この日に浮立や荒踊が奉納されます。(武雄市史 下巻参照)
武雄市内には毎年9月23日に彼岸ごもりを行う地区があり、今回は荒踊を奉納される地区をいくつか紹介します。
荒踊の起源は諸説ありますが、一説によると享禄3年(1530)島原の有馬氏が武雄を攻めて住吉城(武雄市山内町)にまで迫ってきた時、第18代武雄領主後藤純明が夜襲によって有馬氏を破りました。その戦勝祝いに足軽たちが即興的に踊ったのが始まりといわれています。
荒踊は、モッショとカキと呼ばれる踊り手と、笛・鉦・モリャーシ(締め太鼓)・大太鼓の囃し方と謡い手から構成されます。
国指定重要無形民俗文化財に「武雄の荒踊」として指定されている中野の荒踊・宇土手の荒踊・高瀬の荒踊をはじめ、市指定重要無形民俗文化財に指定されている三間坂の荒踊など、市内では荒踊を奉納される地区が多数あり、地区によって細かい動作など違います。
中野の荒踊
宇土手の荒踊
高瀬の荒踊
三間坂の荒踊
また、県指定重要無形民俗文化財に指定されているかんこ踊は荒踊と共通するところが多く、荒踊の祖形といわれています。
このかんこ踊りは山内町の船の原地区で2年に1度、西暦年が偶数年の年に奉納されますので、残念ながら2011年の今年は奉納されません。

かんこ踊
最後にですが、今回紹介した荒踊を奉納される4地区の奉納日時は下記のとおりです。
ぜひ、ご覧ください。
日時 平成23年9月23日(金)秋分の日 ※時間は予定です。
中野の荒踊 :10:00より磐井八幡神社(朝日町中野地区)
雨天の場合は中野公民館
宇土手の荒踊:14:30より正一位神社(東川登町宇土手地区)
雨天の場合は川登中学校体育館
高瀬の荒踊 :14:00より松尾神社(西川登町高瀬地区)
雨天の場合は高瀬コミュニティーセンター(松尾神社隣り)
三間坂の荒踊:15:40より鎮守大神社(山内町三間坂地区)
雨天の場合は山内スポーツセンター
くさば@文化財係 ※長文ですいません

2011年07月04日
ファミリーふれあい史跡めぐりを開催しました。
平成23年7月2日(土)にファミリーふれあい史跡めぐり開催しました。当日は、曇り空から晴れ間が覗いてきたかとと思えば、突然の雨、でまた晴れたりと不安定な天気でした
その日の様子を見学した順番に紹介します。
まずは、末廬館と菜畑遺跡です。ここは、日本最古の水田跡が見つかったところです。この日は館長直々に案内をしていただきました。

次に名護屋城博物館です。ここでは、名護屋城跡や陣跡の発掘調査・保存整備をされています。まずは館内を案内していただきました。

ここでは、各自弁当を持参して昼食もとりました。

午後からは、実際に名護屋城跡や陣跡を解説してもらいながら見学する予定が・・・。突然の
により引き返さざるをえませんでした。

天気も持ち直して、最後は旧高取邸に行きました。ここでは建物内の写真撮影は禁止されていましたので、代わりにこちらをご覧ください。
あと、帰り際に唐津うまかもん市場に寄ってお土産を各自購入されていました。
次回は10月15日(土)に「後藤家信・加藤清正を訪ねるツアー」ということで、
①蘭学館(武雄市図書館・歴史資料館)
②隆信寺(東川登町)
③清正寺(若木町)
を見て周ります。
詳しくはこちらをご覧ください↓

画像をクリックすると大きくなります。
クサバ@文化財係

その日の様子を見学した順番に紹介します。
まずは、末廬館と菜畑遺跡です。ここは、日本最古の水田跡が見つかったところです。この日は館長直々に案内をしていただきました。

次に名護屋城博物館です。ここでは、名護屋城跡や陣跡の発掘調査・保存整備をされています。まずは館内を案内していただきました。

ここでは、各自弁当を持参して昼食もとりました。

午後からは、実際に名護屋城跡や陣跡を解説してもらいながら見学する予定が・・・。突然の


天気も持ち直して、最後は旧高取邸に行きました。ここでは建物内の写真撮影は禁止されていましたので、代わりにこちらをご覧ください。
あと、帰り際に唐津うまかもん市場に寄ってお土産を各自購入されていました。
次回は10月15日(土)に「後藤家信・加藤清正を訪ねるツアー」ということで、
①蘭学館(武雄市図書館・歴史資料館)
②隆信寺(東川登町)
③清正寺(若木町)
を見て周ります。
詳しくはこちらをご覧ください↓

画像をクリックすると大きくなります。
クサバ@文化財係
2011年06月28日
武雄市伝統芸能祭第1回実行委員会を開催しました。
6月27日(月)に第1回の武雄市伝統芸能祭実行委員会を開催しました
この伝統芸能祭は、
①発表の場を設けることにより、保存会が一丸となって後継者の育成に取り組むこと。
②他の保存会の伝統芸能を実際に見聞することで自らの精進に役立てること。
③広く公開することで伝統芸能に対する市民の意識を向上させ、文化財保護思想の高揚を図る。
ことを目的として開催します。
昨日の会議では、開催日時と出演団体が決まりましたのでお知らせします。また、詳細が決まり次第、随時お知らせしていきます

開催日時 平成23年10月9日(日) 13:00~17:00
会 場 武雄市文化会館大ホール
出演団体 中野荒踊保存会(国指定重要無形民俗文化財:武雄の荒踊)
真手野舞浮立保存会(県指定重要無形民俗文化財:真手野の舞浮立)
かんこ踊保存会(県指定重要無形民俗文化財:かんこ踊)
袴野面浮立(市指定重要無形民俗文化財:袴野面浮立)
永松面浮立保存会
鳥海浮立保存会

この伝統芸能祭は、
①発表の場を設けることにより、保存会が一丸となって後継者の育成に取り組むこと。
②他の保存会の伝統芸能を実際に見聞することで自らの精進に役立てること。
③広く公開することで伝統芸能に対する市民の意識を向上させ、文化財保護思想の高揚を図る。
ことを目的として開催します。
昨日の会議では、開催日時と出演団体が決まりましたのでお知らせします。また、詳細が決まり次第、随時お知らせしていきます

開催日時 平成23年10月9日(日) 13:00~17:00
会 場 武雄市文化会館大ホール
出演団体 中野荒踊保存会(国指定重要無形民俗文化財:武雄の荒踊)
真手野舞浮立保存会(県指定重要無形民俗文化財:真手野の舞浮立)
かんこ踊保存会(県指定重要無形民俗文化財:かんこ踊)
袴野面浮立(市指定重要無形民俗文化財:袴野面浮立)
永松面浮立保存会
鳥海浮立保存会